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ひざ痛(変形性ひざ関節症)の治療ー1

軟骨のすり減りは痛みの直接の原因ではありません
最近ある患者さんの紹介で3人の膝痛の患者さんを治療しています。
皆さん、病院で変形性ひざ関節症と言われ、
軟骨のすり減りが原因であると説明され
皆さん、もう元のようには治らないと、半分あきらめの境地で
当院に来院されたものです。
だいたい、半月板や硝子軟骨のどこに痛みの受容器が入っていますか?
誰でも70歳過ぎると程度の差こそあれ、
必ず、まず半月板が摩滅してきて半月板は消失してしまいます。
それと前後して、硝子軟骨も80歳近くなるとすり減って、
レントゲン写真の大腿骨と脛骨の間隙は、ほとんどなくなります。
これは正しく老化現象です。
髪の毛が白くなったり、皮膚のしわが多くなったり、
皮膚にしみがたくさんできたり、すべて老化現象です。
老化は基本的に痛みを出しません。
ましてや、軟骨は年とともに誰しも全員が程度の差こそあれ、
必ずすり減ります。
すり減りの無い老人はいません。
痛覚受容器のある神経終末は
筋・筋膜・粘膜・靭帯・動脈などのあらゆる軟部組織にしか存在していません。
確かにすり減った軟骨は治りませんが、
すり減りが痛みの原因では決してありません。
整形外科で最近痛み止めの代わりに、
ヒアルロン酸の関節内注射をするようになりましたが、
アメリカでは効果が無いという理由で、
もうすでに数年前から使われていません。
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