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分かっているようでよく分からない”坐骨神経痛”-17

臨床の現場では上肢通をともなう頸部痛、
下肢痛をともなう腰痛は根疾患とされてきました。
他方、生理学の立場では、
痛みの入口は痛覚受容器であるという生理学的原則があります。
この原則に反する痛みは、
神経自体の損傷、または神経的な疾患、
あるいは可塑的な神経の歪みということになります。
痛覚受容器がある神経終末は
筋肉、筋膜、粘膜、靭帯、動脈などの体中のあらゆる軟部組織に存在しています。
そのようになっていなければ、
警告系としての痛みシステムを保てなくなってしまいます。
受容器が侵害された部位が第1現場であり、
痛みを認知する脳でのある部位が痛みの第2現場です。
第1現場での侵害情報は電気信号として、末梢から中枢へ上向し、
脳の第2現場に届き、
脳で痛みとして認知されています。
ここで問題がでます。
長年、神経根症の説明に使われている機械的圧迫説では、
下肢や上肢に発現する上肢痛、下肢痛の説明ができません。
例えば腰の4番目の椎間板がつぶれて、
L5神経根が圧迫侵害されたとしましょう。
侵害部位の情報は脱分極を繰り返し、
痛み信号に変えられて脊髄神経を上向して脳まで届き、
そこでL5神経根が侵害されているという侵害部位での痛みとして、
認知されることになります。
しかし侵害部位であるL5神経根から下肢への下行する痛みの説明がつきません。
いったいどのような生理学的機序に基づいてこの下行性の痛みは説明がつくのか?
長年アンテナを張り巡らせてこの問題の答えをさがしていますが、
諸説があり、知る限りでは未だに明確な答えは得られていません。
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