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分かっているようでよく分からない”坐骨神経痛”-19

菊池臣一教授の見解
二人目は福島県立医科大学学長の菊池臣一教授です。
その著書『腰痛』の中で、
神経根障害の発生に触れ、機械的圧迫について、著述している。
神経根を圧痕する頻度は加齢とともに増加している。
しかし、神経根障害の有病率は年齢と共に減少している。
このことは、
神経障害が神経根の圧迫だけでは引き起こされないことを
強く示唆するものだとしている。
その上で圧迫性神経根障害の病態を2つに分けている。
つまり、「麻痺性」と「疼痛(腰痛と下肢痛)」
ここでいつも問題になるのですが、
同じ病態に生理学的には全く反対の減少が起こるとしていることである。
では、その下肢痛はどのようして起こるのか?
菊池教授は後根神経節(DRG)に着目し、
神経根性疼痛に重要な役割を果たすのだとしている。
そしてDRGの3つの特徴を挙げて、その根拠としている。
①DRGは1次性知覚神経細胞を持ち、
 スブスタンスP、CGRPなどの神経ペプチドを生産し、
 疼痛伝達に重要な役割を果たしていること。
②神経根自体よりも機械的刺激に敏感であるため、
 わずかな刺激で異所性発火を生じること。
③神経―血管関門の無い組織で血管透過性が亢進しており、
 軽度の圧迫でも浮腫が生じやすいこと、にあるとしている。
菊池教授は根性痛による末梢性の痛みは
「異所性発火」と結論づけている。
神経根が完全に圧迫される前にDRGが刺激されて
「異所性発火」が起こるという説です。
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